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なぜ売れないのに広告するのか…千葉郊外の放棄分譲地が「売れるはずのない価格」で宣伝する意外なカラクリ 売れてしまうと「草刈り料」が取れなくなる
千葉県の郊外には宅地造成されたまま手つかずになっている「限界分譲地」が多く存在している。こうした... 千葉県の郊外には宅地造成されたまま手つかずになっている「限界分譲地」が多く存在している。こうした土地にはほとんど需要はないが、それなのに広告宣伝は行われている。ブロガーの吉川祐介さんは「土地を売るには草刈りなどの管理が必要になる。このため不動産仲介業者は所有者に草刈りを勧めるのだが、仲介業者が草刈り業者を兼ねているケースが多い。土地の売買とは別の市場が成立しているために、物件価格に市場原理が働いていない」という――。 買い手が見つからない更地に「高値」がつけられる 筆者が住む千葉県には、宅地造成されたまま手つかずになっている「限界分譲地」が多く存在している。都心へ車で1時間という立地であるが、売れずに放置されている。その原因について、本稿では「不動産の仲介業者」という視点から見ていきたい。 千葉の限界分譲地、というより千葉県全体に言えることだが、地場の不動産業者がカバーしている。もともと千
2023/04/04 リンク