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天皇杯・元日決勝は破綻している。鹿島を窮地に追い込む本末転倒な現状も、次回は再び元日開催
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天皇杯・元日決勝は破綻している。鹿島を窮地に追い込む本末転倒な現状も、次回は再び元日開催
ホーム開幕戦のカードが発表され、早くも新シーズンへの期待が膨らむ2020シーズンのJリーグ。各チームが... ホーム開幕戦のカードが発表され、早くも新シーズンへの期待が膨らむ2020シーズンのJリーグ。各チームが続々と始動する中、異常事態ともいえる窮地に追い込まれているのが、鹿島アントラーズだ。もはや破綻しているといっても過言ではない、天皇杯の元日決勝。この本末転倒な現状はなぜ起きているのか、是正する術はないのか。あらためて考えてみたい。 (文=藤江直人) まるで罰ゲームのような鹿島の日程 こけら落としマッチを迎えた新国立競技場の真新しいピッチで、ヴィッセル神戸がクラブ史上で初めてとなるタイトルを獲得して歓喜の雄叫びをあげる。2019シーズンのエンディングを飾った元日決戦の記憶が色濃く残るJリーグから、早くも「始動」の二文字が伝わってきている。 2020シーズンのJ1を戦う18チームでは、3分の2にあたる実に12チームが11日までに始動した。そのうち10チームは昨年12月7日の明治安田生命J1リー