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Netflix版『バイオハザード』に感じる虚無 過去映像作と比べて何が問題だったのか?
ここにきて、ポール・W・S・アンダーソン監督による『バイオハザード』シリーズの評価が高まってきたよ... ここにきて、ポール・W・S・アンダーソン監督による『バイオハザード』シリーズの評価が高まってきたように感じる。本シリーズは第1作が2002年に公開され、ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるアリスを主人公にするなど大胆なオリジナル要素が多かったが、原作ゲームの要素を巧みに取り込み、アクションとサスペンス両方のジャンル映画としてすごく良く作られていた。続編ではラクーンシティを舞台にジル・バレンタインやネメシスなどのゲームキャラクターを登場させるなど原作ゲームへの意識が強まった。その後、シリーズは全6作まで作られる“世界的な大ヒット”を記録したものの、どこかB級作品として扱われる節がある。映画の作りは(脚本を含め)そんなに素晴らしいわけではないが、観ていて楽しめる部分がある、それなりの魅力を感じる不思議な作品だった。筆者にとっても、“ギルティープレジャー”的に好きなシリーズだ。それなりに擁護して好きだっ
2022/08/15 リンク