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「3度殺された」 散らばる遺骨・遺品、千羽鶴…反戦平和を冒瀆[チビチリガマ損壊] - 琉球新報デジタル
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「3度殺された」 散らばる遺骨・遺品、千羽鶴…反戦平和を冒瀆[チビチリガマ損壊] - 琉球新報デジタル
全国から届いた千羽鶴も被害を受けた=12日午後、読谷村波平のチビチリガマ 【読谷】暗闇を明かりで照... 全国から届いた千羽鶴も被害を受けた=12日午後、読谷村波平のチビチリガマ 【読谷】暗闇を明かりで照らすと、粉々になった瓶のガラス片や折り鶴が無残にも散らばっている。「ミルクユニガティ ムルシラシドゥル チビチリガマ(平和な世を願い、みんなに伝えていこう チビチリガマ)」。「チビチリガマ」の歌碑は引き抜かれ、ガマの入り口に建立された「平和の像」の上に投げ出されていた。1987年11月にも平和の像が破壊された。ガマを再び襲った暴力に、チビチリガマの遺族会の与那覇徳雄会長は「初代会長の比嘉平信さんは『遺族は2度殺された』と話したが、今回で3度殺された」と唇をかみしめた。 チビチリガマは、住民が殺し合いに追い込まれた「集団自決」(強制集団死)の悲劇が起きた場所。遺族にとっての墓所でもあり、平和を祈る場でもある。ガマの中は、戦中に住民が持ち込んだ水やガソリンが入った瓶、皿や茶わんなどの遺品と共に、複