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【書評】ステファン・グラビンスキ/芝田文乃訳「狂気の巡礼」(国書刊行会)−暗闇の中で内と外の境界面を歩いているような気分になる - タカラ~ムの本棚
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【書評】ステファン・グラビンスキ/芝田文乃訳「狂気の巡礼」(国書刊行会)−暗闇の中で内と外の境界面を歩いているような気分になる - タカラ~ムの本棚
狂気の巡礼 作者: ステファン・グラビンスキ,芝田文乃 出版社/メーカー: 国書刊行会 発売日: 2016/09/23... 狂気の巡礼 作者: ステファン・グラビンスキ,芝田文乃 出版社/メーカー: 国書刊行会 発売日: 2016/09/23 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る 第三回日本翻訳大賞の最終選考作品6作に残った中から、今回読んだのはステファン・グラビンスキ「狂気の巡礼」である。そのタイトルにあるように、人間の狂気に満ちた短編が収録された作品集だ。 「狂気の巡礼」には、グラビンスキの2つの短編集「薔薇の丘にて」と「狂気の巡礼」から合わせて14編の短編が収録されている。 収録作品一覧(本書目次より) 薔薇の丘にて 薔薇の丘にて 狂気の農園 接線に沿って 斜視 影 海辺の別荘にて 狂気の巡礼 灰色の部屋 夜の宿り 兆し チェラヴァの問題 サトゥルニン・セクトル 大鴉 煙の集落 領域 どの作品からも共通して感じたのは、いろいろな意味で「内と外」の境界面を歩いているような危うい感覚だっ