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まほろばの月 十九章 - 人生は花鳥風月
無事仕事を終えた阿弥だったがその顔に笑みは無かった。椎名が最後に吐いた捨て台詞が気に掛かって仕方... 無事仕事を終えた阿弥だったがその顔に笑みは無かった。椎名が最後に吐いた捨て台詞が気に掛かって仕方ない。彼はこう言っていた。 「今回は流石に完敗だな、しかしお前らも長くは持たねーぞ、うちの親分は黙ってねーだろうな、それにあの御方も付いてる事だし、ま、せいぜい頑張るこったな」 阿弥は必死になって訊き出そうとした。 「あの御方とは誰なんだ!? 言えよゴラ!」 「流石にそれだけは言えねーな、何れは分かるだろうがな」 「お前、言いたい事はそれだけか?」 「もう一つある、お前、俺と一緒にならねーか? いい暮らしさせてやるぞ、でねーと俺がお前を殺る事になるかもな」 「お前にあたいは取れねーよ、それはお前が一番よく分かってるだろ」 「ふっ、そうかもな、マジで惚れたぜ」 椎名は意外にも潔く身を引き、子分達にも一切後を追わせなかった。最後に極道の意地を見せたのだろうか。だがそんな事はどうでも良い。問題はあくま