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当主のプレッシャー - 硝子の瞳と猫と
ある晩 母は夢を見た 見知らぬ湖の畔に 一人たたずんでいる夢 浅瀬に足を浸していると 突然片方の足首... ある晩 母は夢を見た 見知らぬ湖の畔に 一人たたずんでいる夢 浅瀬に足を浸していると 突然片方の足首を捕まれた 驚いて 掴んでいる手を振り払おうと 足をバタつかせながら 後退する 水の中から 這い出て来る人の顔を見て 仰天した 夫の親戚にあたる 叔父さんだったからだ 「助かった...」 目を覚まして そう安堵する程 生々しい夢だった ただ 叔父さんに酷いことをした憶えがないので 母は 納得がいかなかった 私の父方の祖父は 山や畑を広く所有する 地主の一人息子だった 若くして当主となり 妻をめとり男の子も授かった ある年 土地家屋全てを 親戚に売り払い そのお金を持って 九州で炭鉱事業をすると 単身故郷を後にした 幼子は 大伯父に預け 妻とは離縁した 女一人が幼子を抱えて 生きていくには 大変な時代ではあった でも 何故一緒に連れて行かなかったか 「あいつは人が良すぎて 炭坑夫達をまとめる
2023/04/24 リンク