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親友
負傷したアキムに肩を貸して、イヴァンは雪中を進んでいた。 戦友の体には弾丸が残っており、摘出しなく... 負傷したアキムに肩を貸して、イヴァンは雪中を進んでいた。 戦友の体には弾丸が残っており、摘出しなくてはならない。 出血こそは止まったが、傷の手当てをしなければ命が危うい。少しでも早く、病院に連れていく必要があった。 二人の男は同郷の出であり、幼馴染でもあった。 イヴァンの実家から歩いて僅か十分の所に、アキム一家が引っ越してきた時、 彼は、母の手作りの焼き菓子を手に、アキム達を歓迎するため挨拶に向かった。 アキムの両親は、小さな来客と息子のためにお茶を温めて、振舞ってくれた。 「ぼくはイヴァン」 「おれはアキム」 「よろしくね、アキム」 「ありがとう、よろしく、イヴァン」 その日から、二人は泣くも笑うもいつも一緒の、無二の親友となった。 二人して雪の降りしきる街路を走り回って、足を滑らせて、 暮れ方の田畑を通り抜ける時には、果樹の花を見上げていた。 女の子達を見つめていると、胸が高鳴る感覚を