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越えてゆく波(ハードル)
私は小さな魚。 師のイオがそう例えたからだけど、私は気に入っている。 さかなのほね町という漁村、そ... 私は小さな魚。 師のイオがそう例えたからだけど、私は気に入っている。 さかなのほね町という漁村、その網元の娘に生まれ。臆病な私にはちょうど良いと思う。 イオは自分のことをキジに例えた。格好いい男の人が好きだから、らしい。 一人前の魔女になること。 それは、小さな魚が竜になるようなことと言ったら、いつものように彼女は笑った。 私はキジであっても、竜ではあーりませんと。 でも、少なくとも嵐の魔女は竜そのものだ。 竜でなければ、金色の鬣を持つ灰色狼。 そのことを話すと、嵐の魔女は微笑むというには笑いすぎ、笑うというには抑え気味に笑った。 パーシと凍梨 その丸い部屋には天井がない。青い空が見える。鳥が渡っていくのさえ見える。 「それでは、あとはよろしく頼みますね」 陽光のような髪を肩の辺りで切りそろえた嵐の魔女は、冬の日差しのような微笑みを残して出ていってしまう。心細さにその黒いワンピースの背中を