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黒い猫
黒猫の幻想小説です。PDF縦書きでお読みください。 一章 しばらくぶりに降り立ったヒースロー空港は雪景... 黒猫の幻想小説です。PDF縦書きでお読みください。 一章 しばらくぶりに降り立ったヒースロー空港は雪景色だった。例年より早い雪が街を埋め尽くしている。タクシーは動いているがなかなか来そうにない。コートの襟を立ててスーツケースとともにタクシー待ちの長い列の後についた。 前にいた茶色のコートを着た白髪の老紳士が後ろを振り向いた。にこっと笑ったが、私を見ると異国の人かという表情でまた前を向いた。 そのとき、「ぐにゃあん」と懐かしい猫の声がした。ふとみると、前にいる老イギリス人のコートの襟から真っ黒の猫が顔を出し、老人の肩に手をかけて私を見た。黒猫は黄色い目で私を見ると、また「ぐにゃあん」と鳴いた。老人は私に微笑んで、猫の頭をなで、コートの中に包み込んだ。 老人の黒猫は薄れかけた記憶を、雪の上に映し出された映像のように思い出させてくれた。 まだ若いころ青森の高校で英語を一年ほど教えたことがある。も