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広島市立大学の石田教授グループ、NASAの2倍の衛星通信速度を達成 | スラド
広島市立大学情報科学研究科の研究グループが超高速衛星回線を利用した実証実験を行い、TCPの最高速度で... 広島市立大学情報科学研究科の研究グループが超高速衛星回線を利用した実証実験を行い、TCPの最高速度で281.9Mbpsを達成したとのこと(広島市立大学 - お知らせ)。 この記録は石田賢治教授らの研究グループによるもので、同グループが開発した高速衛星回線用TCP「TCP-STAR」を実装した送信端末による、10分間の平均スループットだ。従来最高速度とされていたNASAの衛星による127.87Mbpsを大きく上回る。実験には超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)と鹿島宇宙技術センターの大型地球局(LET:送信側)、超高速小型地球局(SDR-VSAT:受信側)を利用している。 今回300Mbps近い通信速度を達成したことで、スーパーハイビジョンクラスの動画転送、災害時の緊急・重要通信の充実、通信環境の地方格差の解消への寄与といった応用が期待されるとのことだ。
2011/04/09 リンク