サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
会話術
suekichi.hatenablog.jp
来る4月30日、大阪大学ではいちょう祭という学祭が開催されるのですが、そこで、わたくし末吉は、大阪大学SF研究会のご協力のもと、『アイカツ!を読む』と題したワークショップを開催いたします。 アイカツ!についてのアツい思考が盛り込まれた同人誌を出されたお二人を登壇者としてお招きし、お話を伺い、ディスカッションを行って、アイカツ!に関する知見を深める会としたいと考えています。 日時・タイムテーブル 大阪大学いちょう祭 1日目 2017年4月30日(日) 13時~15時半 第一部 『アイカツ!を読む』ことについてのトーク 13時~13時50分 第二部 アイカツ!を読んで生じた疑問点についてのディスカッション 14時~15時10分 質疑応答 15時10分~15時30分 場所・アクセス 大阪大学豊中キャンパス 共通教育棟B棟 B208 『大阪大学SF研究会』スペースにて 豊中キャンパス — 大阪大学
ラブライブ!サンシャイン!!の4話、「ふたりのキモチ」のレビューです。 4話はルビィと花丸が互いに思いあうゆえのすれ違いを越えて心を通わせる瞬間を描いた美しいエピソードでした。そのなかで、とある実在の小説が引用されていることに、私は強い興味をおぼえました。 その小説とは、太宰治の「お伽草紙」です。 太宰治 お伽草紙 (青空文庫) もともと国木田花丸は沼津ゆかりの作家である芹沢光治良を愛読しているという設定があり、彼女が日本近代文学にあかるいのは広く知られるところなのですが、ここで名指しで引かれるのが太宰のお伽草紙なのは、なぜなのでしょうか。 この記事では、お伽草紙という物語がこの4話単体のエピソードと、さらにはラブライブ!サンシャイン!!全体とどのような関わりを持っているのか、どう結びついているのかについて考察してみました。 ・お伽草紙とは――「翻案」の物語 お伽草紙は太宰治のキャリアでい
アニメ「アイカツ!」108話「想いはリンゴにこめて」に登場するリンゴについて考えていきます。 このエピソードでは、氷上スミレがロリゴシックのプレミアムドレスを得ようと夢小路魔夜の屋敷を訪れます。エピソード中に何度か繰り返し「リンゴ」が登場しますが、このエピソードにおけるリンゴは何を意味しているのか、そしてタイトルにある「リンゴにこめられた想い」とは何かについて、この記事では考えていきたいと思います。 わたしがこのエピソードを繰り返し見て感じたのは、リンゴを介してスミレが伝えようとしている想いとは、ひとつの意味に還元できるような単純明快なものではなく、いくつかの想いが絡み合ったものである――ということでした。 絡まる想いをほどいていくと、スミレの作る焼きリンゴにこめられた「想い」は、以下の三つの想いへと分解できます。 1.ロリゴシックというブランドに対する理解 2.ロリゴシックと姉に対する愛
【試聴動画】『ラブライブ!The School Idol Movie』劇中歌「Angelic Angel」 劇場版ラブライブを語るとっかかりとして、公式に試聴動画が公開されている「Angelic Angel」のステージについて考察してみたいと思います。確かめてないのですが、この試聴動画が劇場版のステージの映像と同一であるという前提のもとで、このテキストは書かれています。もし異なっていたらごめんなさい。 このステージの舞台はタイムズスクエアとセントラル・パークの2箇所であると思われます。タイムズスクエアは世界でも屈指の看板の広告料が高いエリアとして知られています。μ’sを、そしてスクールアイドルを宣伝するにはうってつけの場所でしょう。セントラル・パークは作中で訪れていると思しき公園で、メンバーの誰かがここでライブするのも良いという感じの発言をしてた気がします(うろおぼえ)。 「Angeli
アイカツ!85話「月の砂漠の幻想曲」は私の大のお気に入りであるキャラクター、風沢そらがメインで活躍する回なのだが、このエピソードを初めて見終えた時には、どうにも腑に落ちない、奇妙な回のように感じられたのだった。 そのもやもやを解消すべく、85話をつぶさに観返して自分なりにこのエピソードを分析した。その結果、このエピソードをうまく消化するための一筋の道を見つけることができた。それは、風沢そらがもつフェミニズム観、という切断面である。 85話は、そらが自らの信念に気づき、それを貫こうとする物語として読めるが、その信念とは自らがなりたいと願う「お姫様」の在り方にまつわるものである。そらは姫の衣装の制作に取り組むが、そのデザインには女性を解放しようとするフェミニズム的意図を読むことができる。以下この記事では、風沢そらとフェミニズムについて詳しく語ってゆく。 (17/4/29 編集) (18/12/
先日のバンダイチャンネル3日間無料体験キャンペーンの折、ずっと観なくてはと思っていたアイカツ!をようやっと101話まで観ることができました。その中で、心に残るエピソード数あれど、61話「キラ・パタ・マジック☆」の素晴らしさは別格でして。最初に61話を観終わった瞬間61話をリピート再生しましたし、101話を観終わった後も61話を再生しました。体験期間終了後、禁断症状を抑えられずU-NEXTの余っていたポイントで61話を単話購入したり(最近はdTVがアイカツ2nd観放題になってとても嬉しい)、図書館でモロッコについて調べたりモロッコにゆかりのある作家の小説や伝記を読んだりして、61話と風沢そらへの理解を深めようと努めるようにまでなってしまいました。いじられヴァンパイア目当てに筐体デビューもしました。オリエンタルリブラのカードも揃えました……。 それで、61話や風沢そらについて語りたいことは頭に
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『suekichi.hatenablog.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く