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鹿児島 東南東の風 快晴 - 旅ながらの日々
火山灰と雪 鹿児島に、最後に雪が降り積もったのは、いったいいつのことなのだろうか。 晴れた日に桜島... 火山灰と雪 鹿児島に、最後に雪が降り積もったのは、いったいいつのことなのだろうか。 晴れた日に桜島を眺めるのは気持ちのいいものだ。県外者などは、ついつい荒々しいとか、男性的な、生命力に溢れたといったイメージをそこに抱きがちだ。いちめん、それは的外れではないだろう。しかし、波静かな鹿児島湾が鏡面のように空の青をうつし、ただ桜島を抱いているさまを見たものは、その優美な姿に、誰もが魂を激しく揺すられる。まわりの人たちは、おお、などと感嘆の声をあげ、さかんにシャッターを押していたが、わたしは魅入られ、茫然として立ち尽くすばかりだった。全国、景勝地は数多くあるが、どれほど美しい風景を見ても、それと似た別の場所を思いつくことは、さほど難しくはない。しかしここ桜島だけは、唯一のものだ。いまから未聞の生(せい)が始まる予感に、わたしは打ち震えた。 「あの火山灰ってどうするのかしら」 「みんなが集めたやつを