『この世界の片隅に』のんさんが語る「日常の感動」大好きな場面は…

「〝普通〟の事が楽しくて胸に響く」 「生活することは楽しいんだと気付かされます」 「恐るべしのエンディング」 クラウドファンディングで資金を集めた作品として異例のヒットとなっているアニメ映画『この世界の片隅に』。主人公すずには声優デビューとなる女優のんさんがつとめました。「特別ではない普通の〝主婦〟のすずさんに感動する」と話すのんさん。「この世界の片隅に」への思いを語ってもらいました。 「〝普通〟の事が楽しくて胸に響く」 映画『この世界の片隅に』。私のんが、主人公すずさんの声を務めさせていただきました。舞台は1944～45年の広島・呉。すずさんの子供時代から始まり、18歳になる年に呉市の家へ嫁ぎ北条家で周作さん（声・細谷佳正さん）の奥さんとして暮らしていく。 この映画を観て強く心に残るのは、生きる日々の暮らしの中に、面白い事や幸せがたくさんあるという、少し切なくあたたかい気持ちだと思うので