上海税関、「運び屋」の荷物から向精神薬約１８００錠を押収

【8月20日 Xinhua News】中国上海税関は18日、同税関所属の上海浦東国際空港税関が入国した「運び屋（密輸業者）」の荷物から向精神薬1800錠余りを押収したと明らかにした。 運び屋は中国籍で、タイのバンコクから到着。持ち込もうとした荷物は、薬品1箱とサプリメント3箱で、中に高級腕時計10本を隠していただけでなく、「抗肥満薬」として成分にジアゼパムを含む薬品1078錠、合計196・2グラムと、フェンテルミンを含む薬品756錠、合計77・5グラムが入っていた。上海税関によると、両成分はいずれも中国で第2類に指定される向精神薬とされる。 「運び屋」の自供によると、高級腕時計とサプリメント、薬品類は、他人から依頼を受け、中国国内に持ち込むことで報酬を得ていた。(c)Xinhua News/AFPBB News