エントリーの編集

エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
漫画/「花伝ツァ」木原敏江 感想 - akのもろもろの話
記事へのコメント1件
- 人気コメント
- 新着コメント
人気コメント算出アルゴリズムの一部にヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
関連記事
漫画/「花伝ツァ」木原敏江 感想 - akのもろもろの話
1980年に発売された木原敏江の漫画 木原敏江といえば少女漫画誌「LaLa」の黄金期を支えた「摩利と新吾」... 1980年に発売された木原敏江の漫画 木原敏江といえば少女漫画誌「LaLa」の黄金期を支えた「摩利と新吾」、これはもう間違いなく不朽の名作ですが、和洋問わずの世界観で他にも素晴らしい作品が数多あるのです。 幻想ロマンといったスタイルの本格時代ものも忘れてはならず、人を喰う異形の怪物である「鬼」をテーマにした傑作もいくつかありまして「花伝ツァ」は上田秋成の「雨月物語」の一篇「菊花の約(きっかのちぎり)」を下敷きにした鬼と人間の悲劇的な愛の物語になっています。 (木原敏江「花伝ツァ」) その美しい若者は花車(かしゃ)といい応仁の乱も終わる頃に戦で都を追われたと里に住み始めたのですが、無口で雅やかな姿かたちといいさぞかし由緒ある家柄であろうと里人は噂したものです。 細い手に鎌を持っての慣れぬ畑仕事はなんとも痛ましいことでしたが、猟師としての腕はよいらしくいつもたいそうな獲物を獲って来るのでした。