陸前高田、震災後初の海開き 親子連れ楽しむ：朝日新聞デジタル

東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市の海水浴場が２０日、８年ぶりに海開きした。この夏、岩手、宮城、福島各県の沿岸では２４カ所で海開きが行われるが、震災前の３割にとどまっている。 この日、海開きした広田海水浴場では、砂浜の感触を確かめながら波打ち際で遊ぶ親子連れの姿があった。娘２人と訪れた陸前高田市広田町の主婦三井美帆さん（２８）は「きれいな海なのに今まで入れないのが残念だった。これから毎日のように遊びに来たいです」と話した。 震災前、市内にあった２カ所の海水浴場は津波で休憩施設などが流された。「奇跡の一本松」が残る高田松原の海水浴場は砂浜の復旧工事が続いている。 福島県相馬市の原釜尾浜海水浴場も２１日、８年ぶりに再開する。岩手県田野畑村では、かつて二つあった海水浴場が防潮堤工事のため使えない状態だ。石原弘村長は「海に接する村で、子どもたちが海で泳ぐ機会がなくなるのはよくない」と

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「東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市の海水浴場が20日、8年ぶりに海開きした。この夏、岩手、宮城、福島各県の沿岸では24カ所で海開きが行われるが、震災前の3割にとどまっている」。8年ぶりとは！