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リベラル市長殺害、事件前拡散した「死亡診断書」:朝日新聞デジタル
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リベラル市長殺害、事件前拡散した「死亡診断書」:朝日新聞デジタル
ポーランド北部のグダニスクで1月、市長が若い男に刺殺された。男は犯行時、愛国主義的な右翼政権と対... ポーランド北部のグダニスクで1月、市長が若い男に刺殺された。男は犯行時、愛国主義的な右翼政権と対峙(たいじ)する野党への批判を口にした。犯行に駆り立てたものは何だったのか。(グダニスク=高野弦) 1月13日。市中心部の広場に設けられたチャリティー会場の舞台でスピーチを終えたパベウ・アダモビッチ市長(53)に、刃渡り15センチの軍用ナイフを持った男(27)が駆け寄り、胸を1カ所、腹を2カ所刺した。 あぜんとする観衆を前に男は両手を高々と挙げ、舞台上を歩きながら叫んだ。「おれは無実なのに刑務所に入れられた。市民プラットホーム(PO)に拷問されたんだ。だからアダモビッチは死んだのだ」 POは、1989年のポーランド民主化を主導した自主管理労組「連帯」の流れをくむ政党で、親欧州連合(EU)の開放的な政策を掲げる。最近まで党員だったアダモビッチ氏は98年の市長就任以来、リベラルな政策を推進。移民や難