開通時期は未定 秋田市の大動脈「秋田中央道路」：朝日新聞デジタル

秋田市中心部を東西に結ぶ地下道で、大雨による冠水が続く県道「秋田中央道路」について、県は23日、報道機関向けの現地説明会を開いた。県は、大雨で下水道や側溝の排水能力を超えたときに起きる「内水氾濫（はんらん）」が原因で冠水したとみられると説明。今月末をめどに排水作業を完了させる方針という。 秋田中央道路（約2・5キロ）は2007年の開通後、冠水による通行止めは初めて。15日午後6時に通行止めになっており、16日から排水作業が始まった。 県によると、最大で約500メートルの区間で冠水し、水深が5メートルを超えた。23日現在も約300メートルが冠水し、水深が約3メートルあるという。 県職員の案内でJR秋田駅のほぼ真下のトンネル内に入ると、まだ大量の水と汚泥が道路を覆っていた。県は、排水後に汚泥の除去、道路の洗浄・消毒、換気設備などの点検を進め、安全性を確認する。 この日の県災害対策本部会議で、佐