八雲「怪談」の世界を版画や写真で 焼津の記念館：朝日新聞デジタル

明治期に日本の民話を海外に紹介した小泉八雲（ラフカディオ・ハーン、1850～1904）。その代表作「怪談」の世界を、日本とアイルランドの作家が版画や写真で表現した企画展「怪談―ラフカディオ・ハーンとの邂逅（かいこう）」が、静岡県焼津市の焼津小泉八雲記念館で開かれている。 ハーンはギリシャのレフカダ島生まれ。子ども時代はアイルランドや英国で過ごした。米国で新聞記者として活躍した後、1890年に雑誌専属の旅行記者として来日した。 日本では旧制高校や東京帝国大学で英語講師などの職に就き、96年に日本国籍を取得して小泉八雲と改名した。記念館によると、松江市や熊本市などで暮らし、97年に夏休みを過ごす町として焼津を選び、地元の魚商人と友人になった。晩年まで計6回焼津を訪れ、著作「霊の日本」の中には焼津の人や町に触れた「焼津にて」という随筆もある。 「怪談」（1904年出版）には、「耳なし芳一」「雪女

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「怪談－ラフカディオ・ハーンとの邂逅」於焼津小泉八雲記念館。「40人の芸術家が『怪談』からそれぞれの解釈で制作した版画や写真を楽しんでもらえれば」http://www.city.yaizu.lg.jp/yaizu-yakumo/event/exhibition/2023kwaidan.html