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最近、ホームページのこの項目がよくみられるようになって不思議に思っていましたが、イベルメクチンが新型コロナウイルスに有効ではないかという論文が出たためとわかりました。イベルメクチンは抗生物質としては大型で、線虫の駆虫薬としての機能はイオンチャンネル阻害(クロライドイオンチェンネル)とおもっていたので、なぜコロナウイルスか?と思いました。しかし、インフルエンザウイルスのM2がイオンチャンネルであることを思い出し、ひょっとしたらエンベロープ蛋白であるコロナウイルスのE蛋白が標的かと思いましたが、外れていました。 イベルメクチンのコロナウイルス阻害作用は、細胞質のタンパク質を核内へ運ぶ分子であるインポーチンと結合して、細胞内伝達シグナルの核内移行を抑制することです。その結果、コロナウイルスは、シグナル伝達系のSTAT1などを介したインターフェロン誘導等の自然免疫系の活性化を阻害する(「コロナウイ
先日(2020年6月26日)、今治市の商工会議所で「新型コロナと社会」といった内容の講演をしました。2月末に完成した資料が難しすぎるという返事が多かったので、少しは分かりやすくしたつもりです。講演記録とスライドをアップしておきます。 講演記録はYou Tubeに載せてあります。 https://www.youtube.com/watch?v=7y8DTyDPN_Y&t=3s 先日、本学部のミッションとして、感染症対策のできる獣医師の養成があること。そのため、特に人獣共通感染症について、現在問題となっている「新型コロナウイルス感染症」など、学生に教えるように求められました。期末試験も終わったので、来年度の学生さんに担当している「人獣共通感染症」を教えるにあたり、もう一度「新興コロナウイルス感染症」について考えてみようと思い、スライドを作りました。現在進行中の感染症なので、新年度で教える頃には
「新型コロナウイルス(COVID19)」感染症については、コウモリ由来と考えられますが、このホームページの「コロナウイルス感染症」:コロナウイル新興感染症を学ぶ、に別途、まとめて書きました。SARSやMERSとの関連を知りたい方は、最初から見てください。新型コロナウイルスだけでいい方は、COVID19のスライドから見てください。 コウモリ由来の感染症については、3年人獣共通感染症に載せていますが、アクセスしにくいようですので、リニューアルしてここに再掲します。従来の「コウモリで発見された新しい?インフルエンザウイルス」などについては、この後に載せてあります。 最近、世界中を驚かせた新興感染症で自然宿主が明らかになった例を振り返ってみると、その多くがコウモリであることがわかります。コウモリが原因なのに、例えばウマから感染するオーストラリアのヘンドラウイルス感染症、ブタから感染したマレーシアの
オープンキャンパスで獣医保健看護学科の先生が、1期生、2期生のディプローマ(学士)後の就職先を見やすいイラストにしてくれました。掲示します。卒業生の皆さん、それぞれの場で頑張ってください。今年は、獣保の3期生、獣医学科の1期生が卒業になります。これを機会に、獣医学部の同窓会を作ろうと考えています。 2023年7月31日近大の関係者が訪問されました。丁度いい機会だったので、戦略特区に説明した内容を含めて、ここ6年間の今治キャンパスの教育、研究、社会貢献について、その方針、経緯と成果をまとめて紹介することにしました。 https://youtu.be/PqDtR3ORLmE 2023年6月23日、内閣府の特区とのZoom会議になりました。今回は、学部設立の時のミッションである、①創薬研究、②人獣感染症の研究・教育、③水際対応と国際対応のできる獣医師、④これまでの獣医系大学にはない教育等の具体的
初期の頃に今治市が国家戦略特区への説明等で示した高度専門獣医師養成のニーズ(国際的な動向等)と今治新都市に設置する獣医学部の基本的なコンセプトの概要です。こうした提案を受けて、国家戦略特区諮問会議が規制緩和の方針を検討しました。 今回、国家戦略特区で提示された、新しいニーズ等の創薬(トランスレーショナル・スタディ、トランスレーショナル・ベテリナリーメディシン)など、動物を用いて行うライフサイエンス研究分野では、創薬イノベーションなどは厚労省、動物実験は環境省、また水際対応など危機管理対応の必要な分野では、人獣共通感染症は厚労省、食品の安全(輸入食品を含む)は厚労省、家畜感染症が農水省の管轄です。新しいニーズの多くは、厚労省などに関連する職域の獣医師です。 2016年11月9日に開かれた国家戦略特別区域諮問会議で、獣医師に対する国内外の新しいニーズに応えるために従来の規制を緩和し、広域的に獣
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