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こおりやま文学の森資料館
郡山が生んだ偉大なるエンサイクロペディスト 石井研堂(民司)は、1865(慶応元)年、二本松藩郡山にあ... 郡山が生んだ偉大なるエンサイクロペディスト 石井研堂(民司)は、1865(慶応元)年、二本松藩郡山にあった旅籠・常盤屋の三男として生まれ、郡山小学校(現・郡山市立金透小学校)で学びました。 20歳で上京した研堂は後に、歴史読み物や理科の実験、なぞなぞ等、子どもたちの興味関心を刺激する内容が満載の、過去に類を見ない子ども向け雑誌を作り出し、明治・大正時代の子どもたちに多くの希望を与えました。 また研堂は、郷里の偉人安積艮斎や福島の地理についてまとめ、漂流記、理科読み物等、多彩な著作を残しています。 ライフワークとなった『明治事物起原』は、明治維新後の文明開化によって生まれた様々な文化、法律、経済、風俗その他の事始めについて記録されており、日本の近代化の諸相を私たちに伝えてくれます。 没後80年を迎える石井研堂が、子どもたちに与えた学ぶ喜び、夢、希望について振り返るとともに、作家・編集者・教育