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「死にたい」から救ってくれた担任。頼れる人との出会いが奇跡や運であってはならない【あなたのいばしょ・大空幸星3】
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「死にたい」から救ってくれた担任。頼れる人との出会いが奇跡や運であってはならない【あなたのいばしょ・大空幸星3】
小学校5年のある日、学校から帰宅すると、朝自分を送り出した母親が消えていた。「もう帰ってこないんだ... 小学校5年のある日、学校から帰宅すると、朝自分を送り出した母親が消えていた。「もう帰ってこないんだな」と、大空には何となく分かった。母親はそれまでも家を長く空けることがあり、恋しい気持ちはあまりなかったという。 「両親が離婚することは薄々感じ取っていたので、特に泣いたりわめいたりすることもなかったですね」 大空は両親の離婚を、友人たちや教師にことさら話すことはなかった。地方都市で、周囲には離婚をはばかる空気もあった。 「先生はいい人たちではありましたが、助けてくれるとは思えなかったし、助けてとも言えませんでした」 しかし母親がいなくなると、以前から折り合いの悪かった父親との生活に苦しむようになる。殴り合いもしょっちゅうで心のバランスを崩し、6年生になると、学校にも行けなくなった。空腹を感じなくなり、食事や飲み物がのどを通らない。みるみる痩せ細り、中学1年の1学期、とうとう入院することになっ