オランダの教会、「無神論者だ」と公言の牧師処分せず

【ＣＪＣ＝東京】ＥＮＩ通信がオランダのプロテスタント紙『ネーデルランズ・ダグブラッド』３月２４日付けによって報じるところでは、南部ジーランド州の教会当局は、無神論者だと公言しているクラアス・ヘンドリクセ牧師に懲戒処分を行わないことにした。 懲戒手続きが「言葉の意味についての論議が長引き、それも明確にならないだろう」という。各教会宛ての書簡では「神の存在」という問題は常に議論されて来たものだ、と指摘している。 ヘンドリクセ氏は２００７年１１月に公刊した著書『存在しない神への信仰＝無神論牧師の宣言』（仮訳）で関心の的となった。同氏は「神」を信じるために、神の存在を信じる必要はないと述べ、神が存在しないという信念が時を経るに従って強くなったかを詳しく記している。 「神の不在は、私にとって障害ではなく、神を信じるための前提だ。私は無神論者で信仰者なのだ」として「神は私にとってある存在ではなく、人々

[umiusi45]

神の存在を信じないというならば、それはそれで新しい宗教である。基督教ではない。

[polynity]

「神を信じること」と「神の存在を信じること」とを区別する、というのは面白い発想だ。ちなみに、神を「補助線」とみなす考え方もある。http://sonzai.org/2008/03/hojosen.htm

[ajita]

「ヘンドリクセ氏は2007年11月に公刊した著書『存在しない神への信仰＝無神論牧師の宣言』（略）「神」を信じるために、神の存在を信じる必要はないと述べ、神が存在しないという信念」面白そう。読みたい！