連休彩る 一面のチューリップ 総曲輪の商業施設：北陸中日新聞Web

廃棄予定の花利用 富山市総曲輪の商業施設「ユウタウン総曲輪ウエストプラザ」に二十八日、十種六万輪のチューリップの花びらを使ったフラワーカーペットがお目見えした。五月七日まで展示される。 大型連休を利用した観光客や、開催間近に迫った先進七カ国（Ｇ７）富山・金沢教育大臣会合の関係者などを色とりどりの花で歓迎しようと、市とジャパン・フラワー・コーポレーション（射水市）が企画。球根を太らせる目的で早めに摘み取られた花を買い取って、有効活用した。 長さ二十七メートルにわたって花びらが路上に敷き詰められ、ストリートピアノの周りは音符の形が花で描かれた。同社の山本尚子マネージャーは「県花のチューリップをいろんな人に楽しんでもらうと同時に、廃棄される花の削減と花農家の支援につなげたい」と話す。