イスラエル軍からの攻撃により死亡した女性の遺体を運ぶパレスチナの人々=2月12日、パレスチナ自治区ガザ地区/Ali Jadallah/Anadolu/Getty Images (CNN) 国連組織「UNウィメン」は16日、報告書を発表し、昨年10月にイスラエルとイスラム組織ハマスとの間で戦争が始まって以降、パレスチナ自治区ガザ地区で1万人以上の女性が死亡したとの推計を明らかにした。 報告書によれば、6カ月間で、ガザのパレスチナ人の女性1万人が死亡した。この中には推計6000人の母親が含まれており、1万9000人の子どもが親をなくすことになったという。 報告書によれば、100万人を超える女性と少女がガザで「壊滅的な飢餓」に直面している。食料や安全な飲み水、機能するトイレもしくは流水を利用することがほとんどできず、命を脅かす危険が生じているという。 報告書は「10分に1人の割合で子どもが負傷も