冬野梅子『まじめな会社員』感想〜無難な真面目系クズは自分のランキングが低いとコロナ禍で自覚させられる問題 - 太陽がまぶしかったから

『まじめな会社員』の痛み コロナ禍における、新種の孤独と人生のたのしみを、「普通の人でいいのに！」で大論争を巻き起こした新人・冬野梅子が描き切る！ 菊池あみ子、30歳。契約社員。彼氏は5年いない。いろんな生き方が提示される時代とはいえ、結婚せずにいる自分へ向けられる世間の厳しい目を、勝手に意識せずにはいられない。それでもコツコツと自分なりに築いてきた人間関係が、コロナで急に失われたら…！？ まじめな会社員（１） (コミックＤＡＹＳコミックス) 作者:冬野梅子講談社Amazon モーニング月例賞の奨励賞を受賞してWeb掲載されていた『普通の人でいいのに！』で爪痕を残した冬野梅子が連載を開始したことまでは認識していたのだけど、なかなか追えていなかった。ふと気が付けば単行本が2巻まで出ていたので一気読みして心が抉られた。ちなみに『普通の人でいいのに！』は2巻の巻末に特別収録されている。 定型文で

[Ta-nishi]

私この作品の面白さも嫌さもまったく分からず全然刺さらなかったんだけど、このレビューで理由がわかった。私が無難とは正反対側の生き方してる人間だからだわ。

[neet_modi_ki]

“コロナ禍で明らかになってしまった自分ランキング”これな。薄くるゆるい繋がりしかないと、コロナ前はなんとなく回っていたものが、コロナで一気に詰むという罠…

[enderuku]

真面目系クズって嫌な言葉よな。

[inuinumandx]

辛くて文字を追えない…

[sunamandala]

本気でノミみたいに抉ってくるよね、冬野梅子凄すぎるわ。

[yujimi-daifuku-2222]

無難で真面目なら上等よ。加えて他人を無闇に否定しないなら言うことない。/こうした人の輪の中で上手くやれない人を爪弾きにする自分を肯定する為に、それは本当の優しさじゃない論が繰り出されるのは最低だな。

[frothmouth]

弱者女性