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ピエール バイヤール『読んでいない本について堂々と語る方法』感想〜読書感想という書物と書物の外側にある実と虚の皮膜 - 太陽がまぶしかったから
読んでいない本について堂々と語る方法 本は読んでいなくてもコメントできる。いや、むしろ読んでいない... 読んでいない本について堂々と語る方法 本は読んでいなくてもコメントできる。いや、むしろ読んでいないほうがいいくらいだ――大胆不敵なテーゼをひっさげて、フランス文壇の鬼才が放つ世界的ベストセラー。ヴァレリー、エーコ、漱石など、古今東西の名作から読書をめぐるシーンをとりあげ、知識人たちがいかに鮮やかに「読んだふり」をやってのけたかを例証。テクストの細部にひきずられて自分を見失うことなく、その書物の位置づけを大づかみに捉える力こそ、「教養」の正体なのだ。そのコツさえ押さえれば、とっさのコメントも、レポートや小論文も、もう怖くない!すべての読書家必携の快著。 読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫) 作者:バイヤール,ピエール筑摩書房Amazon 以前の書評で『映画を早送りで観る人たち』(流)を取り上げたが、実は「早送り」なんてのはまだ誠実で、読んでいない本について堂々と語ることが
2023/07/07 リンク