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中国でも「品質さえよければ必ず売れる」と思っていませんか
来日10年の中国人社長が教える「中国ビジネス、ここだけの話」。第2回は日本製品の品質の良さにあぐらを... 来日10年の中国人社長が教える「中国ビジネス、ここだけの話」。第2回は日本製品の品質の良さにあぐらをかいていては売れないというお話。日本でやっていたことがなぜ中国でできないのでしょうか。 昔、日本製品は中国で絶大な人気だった。 「品質さえよければ……」は危険 1980年代の中国で日本製のカラーテレビを持つことは、お金持ちのシンボルだった。1990年代、ホンダのアコードに乗っていたら町の人々から羨望のまなざしを送られた。そういった日本製品の“武勇伝”を日本企業の経営者は今でも語りたがる。「日本製品は品質さえよければ、必ず中国で売れる」と。 これは大変危険な思いこみにほかならない。 20~30年前の中国は商品が乏しく消費者も弱かったため、高品質な日本製品の優れた性能に驚き、日本製品の虜になってしまった。しかし21世紀に入り、欧米や韓国などの国も中国の巨大消費市場に対して精力的に売り込んできたた
2012/08/01 リンク