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「技術あるのに存在感ない」 日本のAI研究が抱えるジレンマ
「同じ技術レベルでも、論文を出していないだけで評価されないこともある。日本はAIの研究者をはじめ、... 「同じ技術レベルでも、論文を出していないだけで評価されないこともある。日本はAIの研究者をはじめ、どんどん論文を出していくべき」――AIベンチャー・コーピー(東京都文京区)の山元浩平CEOは、こう話す。 8月30日、東京・大手町で開催されたイベントで、日本のAIスタートアップ関係者らが登壇した。 日本はAI研究で米国や中国に後れを取っているといわれているが、山元さんは「決して日本の技術力が他国に比べて低いというわけではない」と感じている。しかし、登壇者らは口をそろえて「世界のAI研究の中で日本のプレゼンス(存在感)は低い」と苦笑する。そこには、国際会議での論文発表数が関係しているという。 論文発表以外でも、大企業と協業する中で「そんなことをしている間に……(世界に置いていかれてしまう)」と歯がゆさを感じることもあると、オルツの中野誠二CFO(最高財務責任者)は胸中を明かした。 これから日本
2018/09/03 リンク