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巨大風車の建設に新手法、クレーン不要で施工費20%削減
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巨大風車の建設に新手法、クレーン不要で施工費20%削減
大林組は巴技研と共同で、大型風車の建設工事に掛かる費用やリスクを低減できる新しい手法を開発した。... 大林組は巴技研と共同で、大型風車の建設工事に掛かる費用やリスクを低減できる新しい手法を開発した。「ウインドリフト」という新開発の装置を利用することで、超大型クレーンを使わずに大型風車を設置できるという。 国内で建設が進む風力発電所では、発電効率を高めるために大型発電機が採用される傾向にある。それに伴い風車の中心部であるハブやブレードなどで構成されるローターの径が大きくなり、支柱も高くなるなど、風車自体の大型化が進んでいる。 風車を大型化すると上空の強い風を捉えられるという発電上のメリットがある一方、資材運搬や施工条件の制約も大きくなる。そのため現在陸上用の風車では、発電容量3MW(メガワット)クラス、支柱高さが90m程度が利用できる最大の風車になっているという。 風車の建設には複数の施工方法がある。ハブとブレードを地面で水平に組み立て、建て起こしながら支柱上端部へ上げていく地組工法や、ハブ