大統領の身柄拘束図る 内乱容疑で公邸入り―韓国捜査本部 時事通信 外信部2025年01月03日08時28分配信 3日、ソウルの韓国大統領公邸前に並んだ警察車両 【ソウル時事】韓国の尹錫悦大統領による「非常戒厳」を巡り、内乱や職権乱用の容疑で捜査している高官犯罪捜査庁(高捜庁)や警察などの合同捜査本部は3日朝(日本時間同)、ソウルの大統領公邸に居る尹氏の身柄の拘束に乗り出した。聯合ニュースによると、捜査関係者が公邸に入った。現職大統領が拘束されれば韓国史上初めて。ただ、大統領警護庁が拘束を阻む可能性がある。 内乱の「首謀者」とされる尹氏の直接の取り調べが始まれば、事件の捜査は新たな局面に入る。身柄が確保された場合、高捜庁で取り調べを受けるとみられる。ただ、拘束できるのは48時間に限られるため、聴取をそれ以上続ける場合、捜査機関は改めて逮捕状を請求する必要がある。 国際 コメントをする 最終更