支持急落、迫る危険水域 「危機管理」問われる局面 岸田政権１年【解説委員室から】：時事ドットコム

自民党岸田派の研修会であいさつする岸田文雄首相（同党総裁）＝２０２２年９月６日、東京都港区【時事通信社】 政界のジンクスに「長期政権の後は短命政権が続く」がある。中曽根康弘政権の後は３年持たずに１０人の首相が辞め、小泉純一郎政権後は首相（６人）が毎年交代。歴代最長の７年８カ月超続いた第２次安倍晋三政権を引き継いだ菅義偉政権も１年で幕を閉じた。岸田文雄政権も発足１年を控えて内閣支持率が急落、政権の危機管理能力を問われる局面になった。（時事通信解説委員長 高橋正光） 【目次】 ◇コロナ感染者、菅政権時の１０倍 ◇安倍氏国葬、情報を小出し ◇臨時国会、どう乗り切る？ ◇存在感増す菅前首相 ◇支持と不支持が逆転 コロナ感染者、菅政権時の１０倍 「常に最悪の事態を想定して危機管理を行う」。首相が昨年９月の自民党総裁選に出馬した際、当時の菅政権の新型コロナウイルス対策を批判し、党員らに約束した言葉だ

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“政府は「第８波」以降に備え、知事の権限を強め大病院に病床提供を義務付ける感染症法改正案を１０月初めにも召集する臨時国会に提出する方針” えぇ……こんなんで解決する問題だと思ってるの？