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『物そのものと自己意識』 - 『かなり』
それは、お姉ちゃんの一言から始まった。 「え?だって時計なんて、男の価値をはかるためのものでしょ?... それは、お姉ちゃんの一言から始まった。 「え?だって時計なんて、男の価値をはかるためのものでしょ?」 中学生の僕には意味がよく分からなかったけど、大学生のお姉ちゃんにとっては普通のことらしい。 どうやら、高価な腕時計をしている男の人の方が、男性として価値が高いのだそうだ。 僕にとって腕時計は、ちょっとだけ大人になった気分になれる特別なものだ。 休みの日に気になるあの子と遊びに行くときだけ着けるようにしている。 もしかすると時計は、僕の知らない色々な意味を持っているのかもしれない。 そう思ってお父さんに聞いてみた。 「誰かと待ち合わせする時、お互いに時間が分からなかったら会えないだろ?離れた場所に居る人とも、初めて会ったばかりの人とも、共通の単位で話をするための道具だよ」 確かにそうだと思った。 もし時計が無かったら寝坊しても気付かないから、学校に行って初めて遅刻だと気付くことになってしまう