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清少納言 February Morning 東の空を見上げて - こうへいブログ 京都案内と文章研究について
春はあけぼの。それは余韻をもたせた日本的表現 四季折々の風物が見事に描写された「枕草子」。 清少納... 春はあけぼの。それは余韻をもたせた日本的表現 四季折々の風物が見事に描写された「枕草子」。 清少納言の観察力と感性の鋭さで描かれた、その平安文学の傑作は、今日読み返されても色あせることはありません。 「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこし明りて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。」 この有名な冒頭にでてくる春の描写は、朝日の昇る東山連峰の光景をとらえたものです。 春で最も美しいのはあけぼのである。と言わずに、「あけぼの。」と名詞止めにしてあとは省略する。 察してくれよと、全部は言わない典型的な日本人の表現なのです。 一条天皇の中宮である定子(ていし)に清少納言は女房として仕えていましたので、住居していた内裏の回廊から、早朝の東の風景を細やかに観察していました。 暗く雄大にみえた東山がうっすらと明るくなり、それが徐々に広がっていく。 山頂に太陽が顔を見せると、その輪郭がすこし朱く




2021/02/09 リンク