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山間の小さな町で育った。土着的な風土に固執する排他的な住民の町にあって、新参者や少数派、力のない... 山間の小さな町で育った。土着的な風土に固執する排他的な住民の町にあって、新参者や少数派、力のないものには生きていくのが厳しい場所だった。母親は隣近所の和を乱さぬようおべっかを使い、ときにご機嫌取りに奔走しいつも疲れた顔をしていた。父親はそのコミュニティにおけるヒエラルキーの少しでも高い位置に陣取るべく献身を装い脳内では策を巡らせているようなタイプの人だった。その子供たちも所詮は両親の駒にすぎず、ゆくゆくは地元の名士としてヒエラルキーの向上に寄与すべしという空気のなかで思春期をおくる。 年の離れた兄が始めにドロップアウトした。地元での就職をふいにし、親元を勘当同然に飛び出した。(今なお用事のあるとき以外は連絡もせず距離を置いて暮らしている)僕はというとその兄をなかばダシに使って高校卒業後は進学のため家を出ることを両親に了解させ、それ以来地元には年に1回帰るかどうかという距離感で今に至っている