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ネアンデルタール人と現生人類は価値観を共有していた―小さな貝の化石が語る人類交流の歴史―
概要 京都大学大学院理学研究科の森本直記准教授とトルコ・ガジアンテップ大学のバイカラ・イスマイル... 概要 京都大学大学院理学研究科の森本直記准教授とトルコ・ガジアンテップ大学のバイカラ・イスマイル教授らの研究チームは、トルコ共和国南部に位置するウチャーズリII洞窟における発掘調査により、単一の遺跡からネアンデルタール人と現生人類ホモ・サピエンス(サピエンス)の両方の化石を発見しました。特筆すべきは、これらの異なる人類種が2万年以上にわたり、安定して共通の文化を維持していた点です。彼らは同じ手法で石器を製作し、同じ食糧調達戦略をもっていました。こうした文化の共通性は、石器や食糧といった実用面だけでなく、非実用的な自然物の収集行動にも及んでいました。特に、2つの人類種は共通して食用に適さない特定の種の貝殻を収集していました。種を超えた文化の共通性の背景には両者の交流があり、そしてその交流の基盤には、特定の「役に立たないが美しい」貝殻の収集に表れているように、種を超えた価値観の共有があった


















2026/07/08 リンク