心の後遺症トラウマを劇的に改善する「素人活用」、治りを早める意外な方法に | Medエッジ

心の後遺症「トラウマ」を除くために心理療法が有効になるようだ。 このたび、トラウマに焦点を絞った新しい心理療法が治安の悪化で心に深い傷を負ったザンビアの子どもたちに対して検証されている。 従来の心理療法による改善率は２割から７割だったのに対し、新しい方法での改善率は８割から９割と、大きな改善効果が確認された。 心に傷を負う子 米国ジョンズ・ホプキンス大学を中心とした研究グループが、有力医学誌ジャマ（JAMA）の小児科専門版ジャマ・ペディアトリクス誌で2015年８月１日に報告した。 子どもの頃に受けた、心に深く傷を残す体験「トラウマ」は、治療しないで放置しておくと、社会との関わりに必要なソーシャルスキルの不足や、不健康な意思決定につながる恐れがある。また、長期にわたり健康に悪影響が出たり、生産性の低下から経済的にも悪影響が出たりする。 近年のザンビアは、失業者が後を絶たず、解消されな

[AFCP]

こういう研究、ちらほら出てきてるんだよな。コストやアクセスを考えると、一部の地域や領域では、専門家は非専門家やピアのカウンセラーの指導をする人になっていくのかも。