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AIG「強欲復活」は米景気回復のサイン?
「偽善者賞」というものがあったとしたら、今年の受賞者はアメリカン・インターナショナル・グループ(... 「偽善者賞」というものがあったとしたら、今年の受賞者はアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)に決定だろう。 AIGは金融危機のさなかの08年、総額1820億ドルの公的資金による救済を受けた(当時の金融機関に対する政府支援では最大規模だった)。倒産を免れ経営再建を果たせたのもひとえにこの救済のおかげなのだが、今やその救済条件をめぐって政府を訴えようというのだ。 同社は9日に取締役会を開いて、連邦政府を相手取った250億ドルの株主代表訴訟に加わるかどうか検討する。ニューヨーク・タイムズによればこの訴訟は、08年の救済措置の条件は「不当」で、緊急融資に適用された高過ぎる金利は「株主から何百億ドルもの資産を不当に奪い、私有財産を補償なしに公的利用することを禁じる米国憲法修正第5条に違反する」と申し立てている。 AIGの広報担当者は、同社取締役会は「受託者責任を最重要視している」と述べて
2013/01/10 リンク