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恒大物業、株売却頓挫の舞台裏──習近平の厚意を蹴った恒大集団
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恒大物業、株売却頓挫の舞台裏──習近平の厚意を蹴った恒大集団
習近平父子の大恩人と関係する不動産開発企業・合生創展集団が恒大集団傘下の恒大物業の株を買うべく契... 習近平父子の大恩人と関係する不動産開発企業・合生創展集団が恒大集団傘下の恒大物業の株を買うべく契約が成立していたのに、恒大側に欲が出て、契約を破棄した。契約と破棄をめぐる舞台裏を追う。 合生創展と恒大物業との契約内容と破綻プロセス 10月14日のコラム<恒大救済企業の裏に習近平の大恩人の影が>で述べたように、「華南の五虎」と呼ばれる広東省のディベロッパーの一つである「合生創展集団」が恒大集団傘下の恒大物業の50.1%(当時は51%と言われていた)の株を購入する交渉が進んでいた。 10月20日の合生創展集団の告知によれば、10月1日に契約が締結されて10月12日から実行されることになっていたようだ。ところが契約が締結された後になってから、恒大集団側が「イチャモン」を付けてきたため、この売買契約は破綻してしまったという。 合生創展の告知に基づいて、契約内容と破綻した経緯を考察してみたい。 1.