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悪しき伝統の犠牲者/アメフト担当記者の目 - スポーツ : 日刊スポーツ
6日のアメリカンフットボール定期戦で、関学大QBをラフプレーで負傷させた日大3年のDL宮川泰介選... 6日のアメリカンフットボール定期戦で、関学大QBをラフプレーで負傷させた日大3年のDL宮川泰介選手(20)が22日に都内で会見。内田正人前監督(62)と井上奨コーチ(30)の指示で反則したなど経緯を説明した。 ◇ ◇ 関学大戦を取材した時は、宮川選手を日大らしい荒々しい選手と思った。一部始終は見ていないためだ。ただ5プレーで3度反則して退場なんて、見たことも聞いたこともない。ビデオで確認するまで「蛮行」とは思わなかった。 会見で初めて宮川選手の素顔を見て、声を聞いた。こんなまじめで、しっかりものも言えるのに。他校選手に聞くと「いい選手。まじめ」という言葉が連なった。あしき伝統の犠牲者と言えるかもしれない。 丸刈りを指示され、なぜかグラウンドを10周走らされたという。闘将で名門に育てた篠竹元監督。規律は重んじてはいたが、鉄拳にスパルタだった。ミスした選手には試合中でも同じように1
2018/05/24 リンク