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会話術
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今日は、一人でずっと外で行動してたからXにたくさん書き込んじゃったけど、その話が、ITインフラの話だった。たくさんいいねがついたし、同じようなこと考えてる人たくさんいるんだな、と思って良かった。けど、そんな情報を共有したって、今の状況は変わることはないよね。 10年前ぐらいの政府クラウドの動きをブログでまとめたことがあった。 www.orangeitems.com で、今はISMAPみたいな「クラウドっていってもAWSじゃないよ」的な仕組みも作られたけど、結局はAWSにもたくさん持っていかれているわけで。ようやく遅れて採用された、さくらインターネットが日の丸クラウドか、みたいに盛大な(私にはよくわからない)ストーリーが展開されていたりする。 でもさ、結局は昔はVMware基盤の上にあったわけで、現状のVMwareのライセンス激変のことを考えると、どっちみち日本のIT基盤はアメリカに依存しま
どこかで読んだんだけど、若手が、ホワイトな働き方を主張して何の残業もせず、休日出勤もせず、心地よい働き方を長い間続けたら、一方でブラックな働き方をずっと続けた人と経験値で差を付けられて結局損をする、なんて論を読んだ。 んなわけあるかい。 結局ね、生産性が高い人ってのは残業にならない。他人が10時間かけるような仕事を1時間、いや10分で終わらせてみる。残業している他人よりたくさんの仕事をして定時に帰る。量はこなしてるから、で理屈はつく。 いやそれでも、この現場で残業をたくさんする人と、あなたみたいな定時で帰る人がいるのはおかしい、なんて話になったら、残業する人の仕事まで奪っちゃう。 こうやって、結局は現場の業務改善みたいな結果になっちゃうので、忙しい職場すら自分の力でホワイトにしちゃえるのが、仕事の醍醐味みたいなところがある。 それをね、ブラックに働いて仕事量で経験値を稼ぐなんていうけど、そ
日経にこういう記事が載っていた。 www.nikkei.com さくらインターネットが国内のクラウド事業で外資大手に挑む。北海道石狩市内のデータセンター(DC)にGPU(画像処理半導体)を搭載し、生成AI(人工知能)に対応したクラウドサービスを始めた。日本のクラウド市場は米アマゾンが半分近くのシェアを握る。「政府クラウド」の提供事業者に国内勢で初めて選ばれた国産クラウドの一角として、経済安保でも重責を担う。 お気持ちはわかるけど、見出しがおかしい。Amazonに挑む・・ってのは筋違い。どんなにさくらインターネット(もしくは国内のデータセンター業者)ががんばっても、戦いにすらならない。もし、文字通り戦ったら踏みつぶされると思う。規模が違い過ぎる。八百屋とイオンぐらい違う(どちらが悪いとは言ってない)。 国内のデータセンター業者がやるべきは、戦うことじゃなく、国内資本企業だからできること。つま
oraingeitems's diary、3898記事目で更新終了です。 この後の執筆は、noteにて続けていきます。 ものごとには始まりがあり、終わりがあります。 その終わりがこの記事です。 始まりは2017年11月19日。そこから6年と少し。よく続きました。 考えたら、コロナ禍がすっぽり入っていて、特別な期間だったと思います。 世界の光と陰、両方のダイナミクスが強く感じられる期間でした。歴史的にも特別な期間なのは間違いないでしょう。家に閉じ込められたり。外は何もやっていなかったり。色んなことが中止になった割には社会は進んだり曲がったりと動きは激しかった。リモートが前提にもなりましたね。社会はこれからどうなるのかと思いましたが、結構適当に、元とはまた違う感じの世界に変化しています。たかだか6年間とは言いますが、これは本当に大きな時代でした。 その変化のプロセスの中にスッポリ入ったこのブロ
もう、不安を煽る記事を作る発想はやめていきたいと思う。 それぐらい、Yahoo!の記事たちも、はてなブックマークに上がってくるものもそうだけど、人の不安をどれぐらい煽れるかを競っているように思う。 そういうのはもいいや。長年ネットウォッチャーやってるけど、その「不安」もループしてる。年老いたらどうかとか、出世ルートから外れたらどうかとか、正規/非正規の問題、少子化に地域格差、あと将来性のない業界の話もあるか。 大昔から問題はあり続け、例えば2000年問題やら2010年問題やら、いろいろ過去に問題があったはずなんだけど、知らぬ間に時間が過ぎていく。 なんかとんでもない事件が毎日毎日起こってるんだけど、それでもお布団があり、眠ると次の日が来るシステムになっている。 皆不安だ不安だ、って言いながら、不安をどうにか解消したく足掻きながら、何とかなる人もいれば何とかならない人もいて、それでも時間は等
なぜなぜ分析、という有名な問題分析技法がある。 この形式をそのまま仕事でやる必要もないしやってもいいが、考え方はとても参考になる。人の分析なんて「なぜ?」の一段階くらいもしくは二段階くらいまでで止まるので、本当の原因までたどり着けない。だから、なぜ?を何度もやってみましょう、との考え方。 でもこれを始めて聞いたときに、実際自分の思考法そのものだったので、特に何かを習得することなく、あ、これでいいんだ、と自信を持てた。 一方で、形だけこれをやると現場は、なぜなぜ分析を終わらせるために、フェイクのなぜをでっちあげて報告書にするので、中身が伴う必要があるな、とも思った。たいていの「方法論」なんて、偽装と隣り合わせである。 「このなぜなぜ分析とやらをやれば、許してもらえるんでしょう?」みたいな動機でやってもきっとうまく行かない。モチベーションとして「絶対に再発させないぞ!」が無ければ、どんなにいい
組織を運用するとわかるが、ほとんどの人が目の前の仕事をやっている。そりゃ、目の前に仕事があればやるだろう。無くなれば暇になる。組織が暇にならないようにできるだけ有益なタスクを生み出しながら、全体でより大きい生産ができるようになるのが組織運営だ。暇どころかタスクがバーストし、残業続き休日出勤続きみたいな状態になるのは、それはもう運用の失敗としかいいようにない。有益な仕事が多すぎるのなら人を増やさなければいけない。無益な仕事が多すぎるのなら仕事を整理し減らさなければいけない。つまり、仕事をどうするか、という仕事がある。ちゃんと運用しなければ、どこかで歪みが爆発する。暇すぎれば、最近はゆるブラックと呼ばれ、仕事がないのに会社にいなきゃいけない。有り余る時間が過ぎるのを待たねばならず、自分自身も成長しないみたいに揶揄される。忙しすぎれば、それはブラックそのものとなる。有益で忙しいと、案外「やりがい
私はパソコン好きというプロパティーはあったものの、文系で、未経験者としてIT業界に入った身だ。だから、今はもはや専門家ぶって社会で振る舞っているけど、スタートはゼロみたいなものだった。どこらへんで実力をつけたんだろう。毎日がんばってたことの積み重ねであり、中長期目線でキャリアを形成してなんて考えてなかった。けど、今の景色を考えると、知らない間に上り坂を上がって行ったんだろう。新卒のころが、まるて山の上から街を見下ろしたぐらいに小さく見える。 今の若手たちにかけてあげられる言葉と言えば「毎日を一生懸命生きよ」というぐらいのことしか思い浮かばない。何も挑戦しないうちから諦めて、ワークライフバランスを優先すると言って何事もセーブ気味に取り組み、そのうち何か一発当てようなんて思考が日本に蔓延しているような気がしている。むしろ、主業、自分の会社の仕事のそれを、思い切り気合を入れて取り組んでみたらどう
いいことを待ち続けることを若いころはしてきた。他人はこんなにいいことを経験しているのに、私にはない。常にいいことが起こることを待ち、そして起きない。待っているだけでは何も起きないので、何かアクションを起こさないと、起こし続けないと、みたいな焦燥感を感じ続ける日々のことは覚えている。リスクを取ることに躊躇せず、より攻撃的な日々。なにか選択肢があったらリターンが大きいとされる方を選択し続けた。その結果、色々傷つくこともたくさん経験したし、学ぶこともたくさんあった。 今、2023年も終わりそうな今に立って、さて、これから「さらにいいことを!」なんていきり立っているかと言えば全然違う。ここ最近に思うのは、悪いことが起きなかった今日に安堵する日々のことだ。つまり、悪いことが起きませんように。悪いことにより、自分の身が悪い方向に行くことに対してとても敏感になっている。少しの変化も見逃さず、何かきっかけ
Googleから新AI、Gemini登場 Googleが突如、新しいAIを発表しました。 名前は「Gemini(ジェミナイ)」っていうようですが。 www.youtube.com ChatGPTが、(現時点で)トロトロ答えを返すのとは別世界で、かなり強い競争相手が現れましたね。まぁ、あの遅さもしばらくしたら速くなりそうなものですが。 関連記事も紹介。 pc.watch.impress.co.jp Googleはこのほど、そのGeminiの凄さがよく分かる動画をYouTubeで公開した。約6分程度の動画だが、Geminiとの会話(やりとり)は音声で行なわれ、Geminiに対してカメラで手書きにの絵や物を見せたり、動画を見せたりし、それに対してGeminiが受け答えをしているシーンだ。 つまり、動画を、日本語の字幕も付けて見たらびっくりされると思います。AIとのインターフェースが音声ってところ
私の仕事のスタイルは、とにかく全部一人でできるようになること。 それぞれ全部できたら、優先順位をつける。優先順の低い仕事を誰かにわかりやすく渡す。これは他人にやってもらおう。手を離そう、じゃないと自分しかできない仕事がまわらなくなる。そんな気持ちで仕事と接してきた。 とにかく自分では把握できないことを失くしていく。把握さえすれば後は誰がやるかだけの問題だ。仕事の難易度と緊急性に合わせて、調整しながら割り振っていく。 もし担当したメンバーにおいて仕事があふれてしまったら、仕事が自分に戻ってくる。戻ってくるには理由があるのだろう。想定外のことが発生したり、メンバーの学習レベルがそれほど高くなくて、難し過ぎて頓挫したり。それはメンバーが悪いとか自分が悪いとかではなく、そういうものである。仕事は生き物であるので絶えず微調整しながら、チーム全体で助け合ってこなしていけばいい。 社会のほとんどの場所が
仕事も楽しくない。趣味も楽しくない。何も楽しくない。 そんな人生もあるんだろう。私は、そうなりたくない、って強く思ってきたんだけど、だからと言って、仕事や趣味が強く自分の中にいて、それが助けてくれているとも思わない。 仕事が充実しないと、趣味が充実しないと、という発想が人間社会がお仕着せがちな思い込みのように思う。 もっと、適当に生きてもいいのではないか。他人より幸せにならなければいけない義務もない。自分が足りると思っていればそれで100点。 SNSに乗っかっている他人の情報なんて全部ウソだと思っている。自分が持っている自分の情報だけが真。ひとまずコントロールできるのは自分だけ。それなら自分がうれしがることを自分で探して与えることが、大事なのだろう。 自分をご機嫌にするために、自分が何ができるか、と言う視点。 自分のことは自分が良く知っているだろう、というのも思い込み。自分の何を自分が知っ
就職氷河期世代って言っても色んなケースがあって一概には言えないけど、私の経験では、あまり人を育てようという現場は一つもなかった。まあ他社常駐でSES、であったし、そもそもできる人がいなかったよIT業界。業界自体が若かったから、何かわけのわからない状態をみんなで何とかしよう、という雰囲気だったんだ。誰かわかる人、いる?きょろきょろ、となるのが日常茶飯事だったし我先にと調べて手を動かし始め、そうやって実績を残した人が詳しい人扱いされる、という今では考えられない時代だった。 今は、何を学習するべきかについて、書籍もたくさんあるし、学んでいくプロセスや環境もかなり整備された。昔は学習環境を手に入れるところから高いハードルがあった。パソコン自体は所有できても、例えばWindows 98などに業務用ソフトウェアなんて入らなかったわけで。今ではかなりのプロダクトがローカルの仮想環境やクラウドで試せるし、
40代になると体力がなくなり気力がなくなり・・みたいな記事を見て恐れおののく30代以下も多いのではなかろうか。心配無用である。当たっていることと外れていることの両方があり、かつ心構えさえあれば問題ない。 まず、体力がなくなる件だが、これは一つ知っておくべきことがある。維持する努力が必要になるのが40代以降だ。重い運動は不要だ。散歩でも趣味で出かけて体を動かすでも何でもいいが、家に閉じこもっているのは良くない。フルリモートワークで家でずっと働き、外にも出ないみたいなことを延々とやってると、絶対に体力がすぐ落ちる。ストーンと落ちる。 例えるなら、水中にいて泳ぎ続けないと沈んでいく感じと似ている。絶えずこぎ続けていないと落ちる。逆に言えばこぎ続けていればいい。体力を維持するぞ、と気合を入れると長続きしない。何か運動することが付帯となっている趣味を作って、それを習慣というか楽しみにすると続く。楽し
「クラウドに持って行ったら安くなるって聴いてたけど、見積の金額は安くないねえ」って嫌味を言われた記憶、振り返ると10年前からだ。2013年くらいはクラウド、と言ってもバズワードっぽくて、自前のデータセンターに仮想環境を構えてインターネットにつないだらクラウドと言えなくもない、みたいな適当な時代だったけれど。 なんでクラウドに持っていくか、と言う話は今と、昔とでは違うということは認識しておくべきだ。 昔は、1台の物理サーバーに、たくさんの顧客が同時に仮想サーバーを載せれば、余っている資源を効率よく使えるから経済的だよね、と言う発想だった。また、データセンターやインターネット回線、構内回線含めて、自前でデータセンターを借りて設置するよりも、クラウドベンダーが管理してくれるから、利用だけに集中できる、と。 計算的には、資源効率の良さと、クラウドの仕組み側にかかるコストをミックスし、かつ使った分だ
生成AIのことをまだオモチャ程度にしか思っていなかったけど、進化のスピードが目に見えて速くなってきた。半年前にできなかったことができるようになっている。また、できることの品質が見違える。 この経験って、過去にもある。まずはパソコンがそうだった。私が初めて出会ったパソコンは8色しか表示できなかったのが、しばらくしたら4096色まで表示できるようになってすごいなと思っていた。そしたら1667万色天然色みたいな機種も出てきて、そこから解像度も上がり・・と、垂直に性能が上がって行くのに付いていくのが楽しかった。 パソコンの次は、携帯電話。ガラケーである。外にいて電話できるのが未来だったのに、iモードのような文字情報が外でサーチできる。iPhoneが席巻するまでは、携帯メーカーが色々機能を争ってそれはそれで楽しめた。 ゲーム機もそうだった。数年ごとに新しいハードが出て、そのハードを活かす画期的なゲー
このタイトル、完全に私のことである。 この性質に気が付くのが遅かった。何か精神の鍛練が足りないから、途中でパフォーマンスが落ちるとばっかり思ってた。いや違う、これはペース配分の問題だと気が付いたのが遅かったんだけど、まあ気づいただけいいか。悩んでいる人もいるかもしれないので披露しておこう。 まずは「集中力を高めて、あらゆる懸念を払しょくし、不安点のない状態で人前に立つからこそ最大のパフォーマンスが発揮できる」という考え方を捨てること。 なぜこういう考え方になるかというと、そういった成功体験が何度かあったからだと思う。しかし、社会人の1日は長い。朝から晩まで、場合によっては深夜まで、何らかの対応を課される。これでは持たないのである、私の場合は。 集中力が切れた時のパフォーマンス低下はものすごく、気力でなんとかカバーするも寝るときには「へとへと」になる。寝れば治るからまた繰り替えしてしまう。何
タスクをこなしてくれる人はたくさんいる。手順を渡せばだいたいやってくれる。 でも、乗り越えないといけない課題に取り組んでタスク化してくれる人はなかなか見ない。 前者は仕事を渡さないと暇してる。 後者は仕事を渡さないと自分で考えて提案すらしてくる。 前者は人手。後者は人材。 — orangeitems (@orangeitems_) October 13, 2023 仕事に行くと、これやって、あれやって、となるけれど、この「これ」「あれ」がタスクだ。タスクは達成目的が決まっていてこなすと完了になる。タスク管理ツールにはタスクをたくさん登録し、終わったら完了にする。完了にすると消える。そうやってタスクをうっかり忘れないように管理するツールはどの職場にもあるだろう。 ただ、もっと広い視野で見るとこの、タスクには気を付けなければいけないことがある。 ・そのタスクは、本当に価値のあるものか。やらなか
部下がどんなに成長したなと買いかぶってみても、私に確認依頼のあった手順書を見ていると、ああ、まだまだだな(っていうか全然ダメだ)と痛感した次第。きっつい手順書(的なもの)を手にして、わなわなしている自分がいる。 手順書には一つの無駄もあってはならない。そして一つの不足もあってはならない。この目的を達成するためには、こういうプロセスを踏んでいく必要がある、という流れがわかり、それらを順番にこなしていることが記載されている必要がある。 今ここにある手順書は、過去の手順書を組み合わせて手順書風にはしてあるが、まずは上から下までの流れがおかしい。わかっていないところに手を付けていないからなのか、なぜその作業を実施するのかについて、書き手が意味がわかっていない。意味がわかっていないものに注釈をつけてあるから意味が通らない。支離滅裂である。 全体を見てもそれぞれのプロセスの流れがおかしいし、一個一個の
わからないことがあったら、ネットでググる、なんて言うけれど、この検索した結果がえらく古いことがある。2010年代の話は普通に出てくるのだけど、バージョンがかなり古かったりして今使えるかわからない。じゃあ使った情報が今のバージョンであるかというとない。そんなことが最近増えている気がしている。 昔にぶち当たった問題を社会に、ブログや技術SNSで共有したとして、その情報をあてにしてたくさんの人がアクセスし問題が解決されたと思う。私もその一人だ。私の技術などネット情報の塊であり、全部オンラインマニュアルで知ろうと思っても無理だ。 そこで知りえた技術をじゃあ現代化して私がまたアウトプットして社会と共有するかと言えば、しない。たくさんの人がインターネットで情報共有することを最近しないのではないか。過去は情報共有してたくさんのアクセスがあるとアフィリエイトでお金が入り、みたいな循環があったと思うが、誰も
www.orangeitems.com 世の中には、WBSを作らせた後、個々のタスクについて「やったか?やったのか?」「やってない?なんで?」を問い詰めるだけの仕事があるんだなと理解した。 多分タスクの妥当性は気にしてなくて、fromとtoの予定と実績が全てって様子。 多分そこはAIに取って代わられるね。それだけなら。 — orangeitems (@orangeitems_) October 5, 2023 その仕事には目的があります。期日があります。達成するために必要な人が集められます。必要なお金があり、必要なモノを買いそろえます。目的を達成するために必要なタスクを並べ、依存関係を表現します。タスクは見やすいレベルまで分解することが望ましいです。 この一連の出来事を「プロジェクト」と呼びます。 プロジェクトに実施責任を持つ人をプロジェクトマネージャーと言い、いろんな想定外の状況が発生し
会社。どんなに馴染んでいても、気に入っていてもやっちゃいけないことがある。長い経験をもとに思い出してみる。これはやっちゃいけない。 会社の愚痴を同僚に言う これ、危険。飲みの席などで、特に親しいと思っている人に、ついうっかり「〇〇部長がさ・・」「部下の〇〇はさ・・」なんてことを話してしまう。 飲みの席で言ったことは、全部ウソよ、なんてことは通用しない。誰が何言ったかまで相手は全部おぼえている。その話した相手の人間ができていればいいが、保証できない。別の人と飲みに行った時に「実はさ、彼、〇〇部長のこと・・らしいよ」みたいなことを酒のつまみにするのである。ここだけの話、が拡散してしまう。だって、人は他人の噂話が大好きだから。特に愛憎劇は特に。 気を許したらダメよ。みんな素晴らしい。ここがいいところ。そうやって、ポジティブなことだけを話しておくに限る。 会社の愚痴を同僚から聴く 逆に、話を聴くの
最近はデータ、データうるさい。 データに基づかないと判断は間違えるらしい。データドリブンというらしい。 この辺りにこの世が抱える病理がありそうだ。つまらないぞ、判断が全てつまらない方向に向かっていく。 過去の傾向を読んで全てその通りになるだろうという判断が横行することで、全ては消費された後の結果だけが積み上げられていく。 もっとおおらかに、エビデンスを求めずに大胆にスピーディーに人間が決めていくことを、大事にした方がいいと思っている。 人間は今、AIを使いこなすことに夢中だけれど、そもそも人間を使いこなせたことがあったのか。人間同士で戦争しているような動物が、AIを御せるはずがない。 もっと人間の持つ優れた感覚を、デジタルで置き換えないで、感覚的に捉えたほうが今や良い判断ができるのではないか、という仮説を持っている。 人間がより良いものを選択しようとするとき、それが全てデータ分析による結果
最近は人手不足という言葉をまともに受け取らないようにしている。人手とは、人の手のことじゃないんだ。想定する年齢・性別で、かつ想定する収入で働いてくれる人、の手が足りないという意味だ。 社内の経験者が年を重ね、現場の熟練者として君臨しているが、このまま放っておくと後継者がいない。現場で一番の若手が40代なんてことも最近ではざら。ビジネス自体はうまくいっているのに、組織が、人の配置がアンバランスになっている。理想は40代・50代のベテランがいて、20代30代が追い付け追い越せと切磋琢磨する組織。IT業界だと20代は入ってくる。未経験だが。そして30代がなぜか空洞になっている。 ベテランは40代以上がいるし、未経験は20代に多いので、評価としてはその中間ぐらいの位置で人材募集をする。するものの大抵は空振りする。なぜなら魅力がないからだ。 今日、久しぶりに退職エントリーを読んだ。 zenn.dev
高度情報を持った人が転職市場にいたら、問答無用で私なら採用だけどな。人格やら、職歴やらのチェックはあるだろうけど。 逆にベンダー資格のほうは私は信用してない。 — orangeitems (@orangeitems_) September 27, 2023 資格試験には大きく2種類ある。国が管轄している国家資格と、製品やサービスの開発元が管轄しているベンダー資格がある。 国家資格と言えばIT業界では情報処理技術者試験が強い。経済産業省が実施していて、古くは西暦1969年から実施されている由緒正しき試験だ。 ベンダー資格は、それこそ製品やサービスの数がたくさんあるのだから、多くの試験がある。その中でも人気があるのが、AWS関連やCISCO関連、過去はデータベースと言えばORACLE、また、マイクロソフトも多くの試験を備えている。 企業も社員教育や啓発、そして能力測定の一部として資格試験を活用
採用活動に携わって思ったのが、転職回数。回数が多いと警戒する。せっかく高いお金を支払って採用しても辞めてしまったらお金がもったいない。採用して1年以内に退職したらキャッシュバックして欲しいよね。今調べてみたら、1か月や3か月みたいなレベルでは返金してるっぽいけど・・。 企業が人を雇う時に期待しているのは、このスキルの人材が欲しい、はもちろんなんだけどそれよりも優先する目的がある。ウチの会社の、このビジネスを支えて欲しい、だ。法人は人間の寿命を超えることを前提として作られているので、ビジネスは長丁場だ。どんなに仕組みを上手に作ったところでそれを支える「人」が必要になる。支える人がすぐに退職してしまっては、ビジネスが継続しないのである。 日本の会社の採用スタイルはメンバーシップ型と言われる。採用されたら手厚い福利厚生が与えられるし、気軽に解雇できないルールがある。また年功序列型の賃金体系も根強
最近、何件かの仕事を請けて共通していることがある。頂くドキュメントが非常に良くできているということだ。なぜ作ったか。どのように作ったか。そしてどう運用するべきか。一気通貫に述べられていて読むと非常に勉強になる。 ・・・それなら、このドキュメントを作った人が作ればいいじゃないか、なぜ私の手に次の仕事が来る?。しかもこんな素晴らしいドキュメント付きで。 一つには、このドキュメントとそれを実装することの価値について、読み解ける人がいなくなっている可能性を感じた。どうもベテランと呼ばれていた人たちが定年退職したり、別の仕事をし出している。かといって次世代が育っていない。ドキュメントを読みながら思うのは、書いた人は随分下の方のレイヤーのことをわかっているということだ。クラウドであればオンプレやネットワークのことまで熟知しているということ。 ところが、最近はカタログスペックというか、このサービスを使え
残業に対する私の思う感覚を書いておく。 始業時間に遅れてくる人はどう思う? 最悪。だって始業時間のタイミングって、前営業日から朝まで何らかの状況が放置されていて、メンバーが一緒にその状況に対して動くタイミングでしょう。そのタイミングに遅れるとまず会話ができない。遅刻してくる人がいつ登場するかもわからないので、仕事の振り分けはその人抜きで行おうとした矢先に出勤されると、二度手間になる。 緩い現場だと、始業時間がルーズになるのかもしれないけど、基本はチームプレーだと思っているのでそれは許さない。 始業前30分前から働き始める人はどう思う? 会社のルール次第だけど、フレックスがある程度認められているなら30分早く仕事を上がればいいと思う。ただ、業務が夕方に集中するような日に朝早くに来られると、残業時間が膨れがちになるのでそういう日は事情がない限り止めてほしいかな。理由が許せば構わないので標準の業
私は文系未経験からのIT業界新卒組。SES他社常駐からのスタートながらも、その他社、がとても素晴らしい環境だったと今になって思う。なんだかんだで10年以上は居させてもらった。そこでの経験が糧となって、今生きられている。当時は決して楽じゃなかったし下積み時代も長かったけど、あれが無ければ今はない。 今の教育って「わからなかったらすぐに何でも聴いていいよ。初めはわからないのはあたりまえだよね。」みたいな優しい世界だよね。調べてから聴けやら、何度も言わせるなやら言ったらパワハラだもんね。また、若手の心も折れやすくて「私はあなたのことを思って熱心に言ってるんだ」は決して通じない。若手も最近は貴重な人材で取り替えは効かないから、柔らかい雰囲気が現場では流れている。 その、柔らかい雰囲気を真に受けて、分からなかったら相談しよう。先輩は詳しい。怒られないから心地いい。たくさんの人がそんな若手時代の過ごし
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