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おみそ汁
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そういえば「こたつ記事」については、年末に「すべてのメディアはこたつ記事に行き着く」という増田(はてな匿名ダイヤリー)がバズっていた。 anond.hatelabo.jp NHKの「ねほりんぱほりん」は、これを受けて作られたのだろうか。それにしては、放送するのが早すぎる。むしろNHKが宣伝用に打ち上げたと考えた方が(略) 「すべてのメディアはこたつ記事に」は本当か? それはともかく、この増田について「メディアの状況としては事実」などと肯定している人が多いことに驚いた。その中には、単なる読者や素人ライターではなく、ネットメディアの編集者を名乗る人もいるのだ。 そうあるべきだとはまったく思いませんが、メディアの状況としては事実ですね。 すべてのメディアはこたつ記事に行き着く https://t.co/LOog3ycORY — Ko Kasai (@kkasai) 2020年12月22日 この増
NHK「ねほりんぱほりん」の、こたつ記事特集を見た。 www.nhk.jp 「こたつ」という言葉は、会社から一歩も出ずにネットを検索して素材をかき集めて書くネットメディアを揶揄したものだ。 「こたつ」のポジティブな側面をなぜ見ない 番組は、著作権を侵害し、真偽の怪しいネガティブな「こたつ記事」の作り方のみを取り上げていた。そしてピーク(破綻するきっかけ)をWELQ問題(2017年3月に全記事非公開)にしていて、率直にいうと内容が古いと感じた。 さらに不満だったのは、「こたつ記事」のポジティブな側面を評価する部分がなかったところだ。 テレビやSNSを見ない人のために「読者が知りたい芸能ネタ」をすばやく提供することは、必ずしも悪くないかも……という点は認められていたが、「こたつ記事」はそんなチャチなものだけではない。 対比するために、番組にもキャラクターとして登場していた「取材は足で稼げ」とい
コロナ禍の影響もあって、2020年は過去最高のPVを記録したネットメディアが多かったようだ。Zホールディングスの上期決算によると、ヤフーなどの運用型広告の売上収益は前年同期比で19.6%も増えている(下図のYDNは「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク」のこと)。 乱立するメディアの中で差異化する必要もあって、大手ネットメディアは「ダイバシティ&インクルージョン」(多様性と包摂)風の記事を矢継ぎ早に出している。 彼らは、そういうテーマが世の中を良くするという正義を信じている面もあるのだろうが、それだけでなく、ネットでアクセスを取るためにはエロやカネとともに「強いオピニオン」が有効だということを、コロナ禍で実感してしまったのだろう。 意識の高い裕福な消費者にアピールするにも、スポンサー企業はソーシャルグッドなテーマに乗ってイメージアップを図った方がいい。そういうメディアの雰囲気づくりに、
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