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『音を奏でる島』ブログ小説NO.25 - 読むサラダ〜ある作家の挑戦〜
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『音を奏でる島』ブログ小説NO.25 - 読むサラダ〜ある作家の挑戦〜
音を奏でる島 ここは音を奏でる島。 私たちだけの民族が暮らす島だ。 生まれた時から周りに楽器が溢れ、... 音を奏でる島 ここは音を奏でる島。 私たちだけの民族が暮らす島だ。 生まれた時から周りに楽器が溢れ、私たちは音楽と共に生きていく。それは呼吸することと同じくらい自然なこと。 そんなこの島の成人式は少し変わってる。 「さぁ、これらの中から一つを選びなさい」 島の族長が私の周りに12種の楽器を並べた。 鍵盤が3段あるピアノに弓を馬の尾で仕立てたバイオリン、360度に複雑な穴の空いたフルートに水を入れて弾くアコーディオン。身体の周りを複数段で取り囲むドラムや12弦もあるギターたち。 どの楽器も私の人生を支えてくれた大切なものだった。 でもようやく一つを極める時が来た。それがこの島で大人になるということ。 私は迷わず12弦あるギターを手に取った。 このギターなら世界にないコードを奏でることができる。私だけのオリジナルギターでいつか世界に音楽を届けたい。 www.reading-salad.com