いじめ根絶、団体設立へ 相談アプリ運営社長発案

匿名でいじめの相談ができるアプリの運営会社社長が、被害者や有志の教職員、学識経験者らとともにいじめ根絶を目指す任意団体を立ち上げることが３０日、関係者への取材で分かった。学校や教育委員会が事態を正しく把握せず、被害者側とトラブルになるケースもあり、メンバーが経験を持ち寄って有効な解決手段や予防策を考える狙い。 スマートフォンなどでいじめの相談や報告ができるアプリ「ＳＴＯＰｉｔ（ストップイット）」運営会社の谷山大三郎社長が「いじめ問題に取り組む人たちが立場を超え、意見交換できる場を作りたい」と発案した。団体名は「いじめ構造変革プラットフォーム」で、２月中旬に東京都内で第１回の会合を開く。 埼玉県川口市立中でいじめを受けて不登校になり、学校や市教委の対応が不適切だったと提訴した男子生徒（１７）の保護者ら被害者側に加え、現職の教員やいじめ問題に詳しい弁護士も参加する見込み。 平成２７年に茨城県取

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“いじめ相談アプリの運営会社社長が、被害者や教職員有志、学識経験者らといじめ根絶目指す任意団体立上げ(略)学校や教育委が事態を正しく把握せずトラブルになるケースもあり、経験持ち寄り有効な解決手段や予防”