【三島由紀夫没後４５年（下）】三島に斬られ瀕死の元自衛官「潮吹くように血が噴き出した」（1/3ページ）

１１月中旬のある日、清冽な青空のなか、東京・市谷の防衛省内の急坂を上る元自衛官の姿があった。寺尾克美（８６）。 「あの日も秋晴れだったなあ」。短躯だが、がっちりとした厚い胸を張り、青空を見上げた。 ４５年前のあの日、陸上自衛隊市ケ谷駐屯地の東部方面総監室で益田兼利総監の身柄を拘束した三島由紀夫＝当時（４５）＝ら５人と自衛官との間で格闘になり９人が負傷、うち６人が入院した。寺尾もその一人だ。三島に銘刀「関の孫六」で腕を一太刀、背中を三太刀斬られ、瀕死の重傷を負った。 事件現場となった総監室は今、「市ケ谷記念館」として残されている。 その総監室のドアに今も残る刀傷を指さしながら、「最初に踏み込んだ自衛官が斬られたときのものだ。総監の机がこのあたりにあった。窓の外のバルコニーで三島さんが演説した」。寺尾は当時の凄惨な記憶が蘇ってくるように話した。 ■ ■ 寺尾は当時、会計課予算班長の３佐で４１

[satoshique]

本文読んでないけど。三島も今日の少子高齢化とか、孤独死や介護心中が頻発するような状況は予想できていないだろう。もはや彼の自決という行動すらも「古典文学」として消費される時代なんや。

[hozho]

「三島さんは戦後憲法によって日本人から大和魂が失われ、このままだと潰れてしまうと予言したが、バブルが崩壊し、心の荒廃は今も進んでいる。私は事件に立ち会った一人として、三島さんらの魂の叫びを伝えたい」

[mugi-yama]

三島の話になると記者も緊張するのか知らんけど「青空のなか」じゃなくて「青空のもと」でしょ。「短躯だががっちりとした」もなんかヘン。

[blueribbon]

「組み合ったとき、間近で見た森田君の顔は今も忘れない。…お兄さんが『信奉する三島由紀夫と最後まで行動を共にしたのだから、本望、立派だったと思いたい』とおっしゃっていたが、まさにそれが全てだと思う」

[su_apm]

この事件は、変わりゆく日本へのジレンマが起こしたもののように感じる。集団的自衛権の法案が通った今もこんな事件が起こってもおかしくないんだろうなぁとも思う。

[mobile_neko]

ミーム汚染

[daybeforeyesterday]

うーむ

[Outfielder]

潮吹き