主婦行方不明２１年 情報提供を 津山署、チラシ配布し呼びかけ：山陽新聞デジタル｜さんデジ

津山市の主婦高橋妙子さん＝当時（５４）＝が自宅から連れ去られ行方不明になっている事件が３日で２１年を迎えるのを前に、津山署捜査本部は２日、市内２カ所でチラシを配り、解決へ情報提供を呼びかけた。 高橋さんの顔写真や犯行に使われたとされる軽自動車の写真を載せたチラシ入りのポケットティッシュ１５００個を用意。同市河辺の大型商業施設では署員ら１０人が「情報提供にご協力ください」と買い物客に配った。同市の女性（８１）は「今も行方不明なのは気の毒。早く見つかってほしい」と話した。 事件は２００２年６月３日発生。高橋さんから「車で連れ回されている」と自宅に電話があり、夫名義のキャッシュカードで現金約６００万円が引き出された。関与したとみられる男女２人はいずれも後に死亡し、岡山県警は現金を引き出した窃盗容疑で書類送検した。 捜査本部にはこれまでに４７０件の情報が寄せられ、この１年は２件だった。同署の大木章

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"高橋さんから「車で連れ回されている」と自宅に電話があり、夫名義のキャッシュカードで現金約６００万円が引き出された。関与したとみられる男女２人はいずれも後に死亡"。これまで470件の情報、この1年は2件、と。