日本経済が衰退した「最大の根本原因」、論文数の世界ランクで読み解く「復活のカギ」

日本の論文数は世界6位に転落…… 日本人の能力を世界と比較すると、どの程度の水準だろうか？ 能力を直接比較することは難しいが、それを判断する1つの指標として、文部科学省の科学技術・学術政策研究所（NISTEP）が公表する「科学技術指標」にある論文数のデータがある。能力が高ければ、多数の、そして質の高い論文を書くことができるだろう。 「科学技術指標」にはいくつかの指標が示されている。まず、「1年あたりの論文数」。2023年版にある2019－2021年（平均）を見ると、図表1に示すように、日本は整数カウント法で世界6位だ（図1）（注）。

[nuara]

古い分野の雑誌ほど人脈やらお作法やらややこしくて、日本の研究者はそのあたり真面目に考えすぎなのかも。

[kaloranka]

単に研究費を上げても選択された所に集中するだけで大きな変化は見込めない。現状研究に進もうとする若い世代は絶滅しつつある。この流れは数十年単位の方針が影響する。復活どころかまだ底が見えず、まだ落ちるよ