防衛省 民間の最先端研究への支援 応募減少で２次募集へ | NHKニュース

ＡＩや通信など民間の最先端の研究開発を支援する防衛省の制度は、今年度、民間からの応募が２年続けて減少し、一部の研究テーマについて初めて２次募集を行うことになりました。 今年度は、５月までＡＩや通信、センサーなど29のテーマについて公募を行った結果、民間からの応募は前の年より16件少ない57件で、２年続けて減少しました。 このうち審査の結果、16件が採択されましたが、５年間で最大で20億円を支援する「大規模研究課題」の枠での採択は例年の半分程度の３件にとどまりました。 このため防衛省は大規模研究課題について制度ができてから初めて２次募集を行うことになりました。 この制度をめぐっては、大学や研究者の間で軍事的な分野への関わり方が議論となり、昨年度は北海道大学が研究の途中で資金の提供を辞退しました。 防衛省は「応募するかどうかは各研究機関の自由だが、できるだけ多くの機関から応募してもらえるよう、