石川県では今月21日から22日にかけて大雨の特別警報が出され記録的な大雨となり、各地で河川の氾濫や土砂崩れが相次ぎました。 この大雨で、これまでに輪島市で9人、珠洲市で2人のあわせて11人の死亡が確認されています。 また、いまも連絡が取れず安否が分かっていない人などがいます。 輪島市久手川町の塚田川周辺では記録的な大雨で川が氾濫して住宅4軒が流され、中学3年生の喜三翼音さん(14)などの安否がいまもわかっていません。 27日も午前6時ごろから、消防や自衛隊、警察、それに海上保安庁も加わり、およそ480人態勢で捜索にあたっています。 捜索は塚田川の上流から海岸付近にかけて行われ、このうち海岸では重機を使って大きな流木を移動させたり、がれきの中に手がかりがないかなどを調べたりしていました。 また、海上保安庁がボートを出して水面付近を確認したり、海中にもぐって捜索したりしていました。 捜索現場に